お知らせ

コラム

のあちゃんのお母さんから頂いたお話 『奇跡の子』 

スマイリングベイビーのあちゃんのお母さんのお話です。

是非、みなさまにもお伝えさせて頂きたく、

のあちゃんのお母さんの許可を頂きご紹介させて頂きます。

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『実は、今回の出産で母子手帳が二冊ありました。一卵性双生児を授かったのですが

妊娠8週目で一人の子が成長していないことが判明しました。

その後、もう一人の順調である子が今でも成長していない子に自分の血液を送ってあげており、

一人で二人分の血液を送り続けているので、順調の子の心臓が二人分の動きをしているので、

このままだと70%の確率で心不全で亡くなると言われました。

成長していない子に血液を送るのを止める手術をすれば助かるが、

日本であその治療できる病院は三ヶ所しかないとのことで、

世田谷にある国立成育医療研究センターの胎児治療科へ転院することになりました。

ただ、医師からはっきりと転院先の予約日までの10日間でどうなるか分からないから、

覚悟もしておくようにとも言われました。

 

元気な子が、成長していない子が生きていると思い、ずっと血液を送っているという話を聞いた時、

胸が締めつけられるような、何とも言えない気持ちになり、涙が溢れてきました。

「なんて優しい子なの。もう頑張らなくていいんだよ。でも、もう一人の子とずっと

一緒にいたいのであれば、その道を選んでもいいよ。パパもママも、あなたに運命を委ねます。

でも、私達は絶対にあなたに会いたいよ」と転院するまでの10日間、

毎晩お腹をさすりながら泣きながら語りかけていました。

 

転院した時の初めての診察で、どんどん先生が集まり、総勢6名以上、

入りきれない先生はカーテン越しで私の診察を見ている時、

本当にただ事ではない状況なんだと怖くなった時、奇跡が起きました。

お腹の赤ちゃんは元気でいてくれた上、なんと自分で血流を止めてくれていたのです。

私達を選んでくれたんだと、ただただ感謝の気持ちでいっぱいでした。

転院先の先生も「よかったですね、私達は何もしなくていいみたいですね」と言ってもらえ、

経過観察に通うだけで済んだのです。その後、順調に育ち幸せを噛みしめながら

出産の瞬間を待ちわびていました

 

そして、いろんな事を乗り越えて誕生してきてくれた子が、のあになります。

彼女は私達にとって奇跡の子です。』

「お腹の中の赤ちゃんの想い、ちからも凄いですね。」

  凄〜く凄〜く感動しました!

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