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コラム

読み聞かせのススメ 4

こんにちは “読み聞かせすと”の小川あゆみです。

 

読書の秋ですね。書店に足を運び、お子さんのために本を選ぶ機会も増えるのではないでしょうか。絵本コーナーにはたくさんの赤ちゃん絵本が並んでいて、選ぶのに迷ってしまうことも多いと思います。

 

0歳から1歳頃は絵本のなかから身の回りの物を見つけて喜ぶと言われています。

日常生活や遊びなどが描かれたもので、1ページごとに独立して楽しめるものが

良いでしょう。はっきりと明るく描かれた温かみのある絵がおすすめです。

 

読み方はもちろん、いつものお母さんやお父さんの声で、ゆっくり自然体で読んであげてくださいね。あくまでも絵本は親子のコミュニケーションのツールのひとつです。

絵本を通して親子で心を通わせて楽しむことが大切です。

 

 

 

『たまごのあかちゃん』 かんざわとしこ・作 やぎゅうげんいちろう・絵 福音館書店

 

たまごの中にいる赤ちゃんに声を掛けると、「こんにちは」と言って次々に

赤ちゃんたちが生まれてきます。

フレーズの繰り返しが楽しいかくれんぼ遊びの絵本です。

 

※読み聞かせのポイント

子どもは繰り返しが大好きです。

「でておいでよ」と弾むように読むと、次第に子どももつられて「でておいでよー」と

声に出してくれるはずです。

裏表紙のたまごも「何のたまごかな?」と一緒に考えてみるのも面白いですよ。

 

 

 

『まるくて おいしいよ』 こにしえいこ・作 福音館書店

 

表紙はまるくておいしそうなドーナツ。

まるの大きさや色から、どんなおいしいものか想像してみましょう。

 

※読み聞かせのポイント

食べ物のシルエットを見ながら何の食べ物か想像して・・・

出てきたら一緒に食べる真似をしてみましょう。

「あーん」「おいしい!」とやりとりしているうちに、お腹いっぱいになるかも!?

 

 

 

読み聞かせすと 小川あゆみ (おがわあゆみ)

横浜市内の私立中高一貫校にて司書教諭として勤務。読書指導や図書委員の指導に携わる。

出産を機に退職。現在、資格と経験を生かし絵本やベビーマッサージを通してママと赤ちゃんとの絆を強めるお手伝い。

取得資格・中高教諭1種免許状(国語)、司書資格、ベビーマッサージセラピスト

 

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