コラム
読み聞かせのススメ 6
読み聞かせのススメ 6
こんにちは “読み聞かせすと”の小川あゆみです。
読み聞かせのススメ6
子どもに読み聞かせをしてあげたくても、忙しくてなかなか時間が取れない・・・
というママもいるかもしれません。
子育て中のママは1日中忙しいですよね。
でも、実は絵本を読む時間は想像するよりもずっと短いものなのです
こちらで紹介する赤ちゃん絵本は2、3分で読めるものがほとんど。
とは言っても、読み聞かせは片手間ではできません。
ほんの数分でも、自分のために絵本を読んでくれているということで、子どもは親の愛情を感じています。それは親にとっても同じこと。読みながら子どもの心の動きが見えることもありますし、絵本そのものに癒されることもあります。
ほんのひとときでも、親子の心を和ませる時間を作ってみてください。
読み聞かせおすすめ本
『もこ もこ もこ』 谷川俊太郎・作 元永定正・絵 文研出版
タイトルの「もこもこもこ」をはじめとした、不思議な擬音で綴られる絵本です。
声に出して読むとなぜか楽しくなってきます。
※読み聞かせのポイント
擬音が楽しい絵本なので、ぜひ声に出して読んでみてください。
子どもも真似をしてリズムに乗ってくれるかもしれません。
作中の擬音だけでなく、親子で一緒に擬音を作ってみるのも楽しいですよ。
『じゃあじゃあびりびり』 まついのりこ・作 偕成社
「じどうしゃ」「いぬ」など、赤ちゃんに身近なものが音と一緒に描かれています。
持ち運びに便利な14×14センチサイズなので、お出掛けのお供にもどうぞ。
※読み聞かせのポイント
「みずじゃあじゃあ」「にわとりこけこっこー」というように
大きな声で読んでみてください。
成長するにしたがって、読んであげなくてもページをめくりながら
自分から擬音語を言うようになるはずです。
また、実物を見たときに「こけこっこー」などと教えてあげるのもおすすめです。
読み聞かせすと 小川あゆみ (おがわあゆみ)
一児の母。横浜市内の私立中高一貫校にて司書教諭として勤務。読書指導や図書委員の指導に携わる。 出産を機に退職。現在、資格と経験を生かし絵本やベビーマッサージを通してママと赤ちゃんとの絆を強めるお手伝い。 取得資格・中高教諭1種免許状(国語)、司書資格、ベビーマッサージセラピスト